前回は主に次元の狭間オメガ:アルファ編の4層の話をメインに
野良零式での主流がどんな感じで定まっていくのかみたいなお話を書かせていただきました
主流がなかなか定まらないのは、大抵ギミックが複雑な4層あたりで起こりがちです
より火力を出す為の詰め用のギミック処理方法とかはどの層でも流派が多くなりますが
それについては話が別であると考えるためあまり触れません
今回お話させていただくのは、現在一番新しい零式の
希望の園エデン:再生編 についてとなります
希望の園エデン:再生編零式であったあれこれを振り返る
初期攻略の段階から筆者も挑んでいましたが
これほど攻略段階でいろいろ思うことの多かった零式は初めてでした
とはいえ初期攻略から参加しているのはアルファ編、共鳴編と今回の再生編くらいしかないのですけども・・
ですがこれだけは最初に念押しさせていただきます
1~4層を通して、筆者的にこれまでで一番楽しめたのは今回の再生編でした
踏破してからもたくさん通いましたし、今までやってこなかったヒーラーでのチャレンジもやってみたりしました
シグマ編とアルファ編もとても楽しかった!
共鳴編は少し筆者の肌には合いませんでしたので、踏破はしてもその後も通うほどにはなりませんでしたね
そう、再生編はいろいろあったけど本当にとても楽しかったんです
筆者は多少カオスな方が楽しめる気質です
だからいろいろとぐだっていたりしても気にしません
無駄にギスるのは勘弁ですけどね・・
地獄は1層から始まった
再生編1層といえば、そう
一定時間踏んでいるか、二人以上で踏むと落ちる床ちくわブロックの上でフォールガイズするあのフェーズ
暗黒天空ですよね
もうね、暗黒天空はほんとに良いギミックです
実際の攻略時のみならず、ツイッターなどでたくさんの芸人ムーブが上がっているのを見ては2度おいしく楽しませていただきました
(ジャンプやLBで内側の床にいる人を落とすりゅーさんとか、レイズで起こしてもらった方が自分の持ち場に帰るためにスプリントして通り道の床全部落としたりとか)
やること自体は流派など関係なく、だいたい定まってはいます
要はボスの周りに散会し自分用の床を確保して、ペアで共有の息継ぎ用の床を空けておき
ギミックの合間に一瞬だけタイミングがなるべくかぶらないように息継ぎをすれば良いのです
配置的に共有の床はボス周りの東西南北の4つの床パネルとなり
基本の立ち位置はその横(北西、北東、南西、南東)の常に近接ジョブが殴れる位置と、外側に一つ飛び出ている位置を使う形になります
その散会位置で流派が別れてしまいました
筆者が攻略していた最中は思いもよらなかったのですが
近接DPSを内側に配置するか外側に配置するかで別れてしまったのです
※文だけでは分かりづらいかもしれないので、興味のある方は図解付きの詳しい攻略サイト様のこちらのページもご覧になると良いかもしれません
>>外部リンク ゲームエイト 【FF14】エデン零式再生編1層の攻略|マクロ
暗黒天空近接外派がなぜ生まれたのか
暗黒天空フェーズが始まると、まもなく外側の飛び出ている東西南北の端のパネルから一つずつ雲が出現し、ボスに向かっていきます
ボスまで到達してしまい雲が吸収されてしまうと、ボスの攻撃力が強化されてしまいます
その前に雲を倒してしまわないといけません
暗黒天空フェーズの最後の履行技の闇の大氾濫は、雲が吸収された分ダメージがプラスされてしまっていると軽減を入れても防ぎきれないほどの全体大ダメージになってしまいます
2つ以上吸収されていた場合ほぼ全滅します
しかしこの雲がなかなか固く、特に初期攻略段階ではDPS1+タンクorヒーラーのペア二人がかりで殴らないと倒し切るのが厳しかったのです
DPSなら1人でもスキルを温存してそこにダメージを集中させれば落とせたようですが、レンジなどジョブによっては無理なくらいだったようです
ヒーラー1人でなど以ての外です
ミゼリ?アサイズ?白いあくまのことなど知らんな・・
ボスまでの進路の間にキャラを挟むことで減速させることが出来るのですが
外側ヒーラー、内側近接DPSのペアであった場合ヒーラーが雲を止めてしまうと近接DPSが雲まで手が届かず殴れないということがありました
それでなかなか雲を倒せないでいると、雲がキャラを通り抜けて減速が切れてボスに吸収されてしまったり
その後の配置変更にもたついて直後のドーナツ範囲を避けるのが間に合わず、ヒーラーが死んでしまったりということがありました
そのため、最初から近接DPSをパネルの外側に配置し、雲を近接DPSが殴りやすいようにすることで安定させるという方法が生まれました
確かにこれだけ聞けば安定するし良い方法に思えるこのやり方ですが
雲を倒す段階のあと闇の大氾濫までの間のかなり長い時間、近接DPSはボスを満足に殴り続けることが出来ません
殴るためには、本来空けておくことで安定する息継ぎ用の床に鎮座する時間を増やすしかありません
幸いというかなんというか
1層はギミックこそかなり難しかったものの、要求DPSはかなり易しめでした
そのため、暗黒天空の間近接DPS1人くらい殴らなくても十分DPSが足りる
ということで安定と引き換えに近接DPSが割を食う形を強いる暗黒天空近接外のやり方が
主にヒーラーに好まれ、広まる形になってしまいました
雲は外側の人が止める必要はないが、なかなか浸透しなかった
雲は誰も触らないでいるとすごい速さでボスに向かっていき、順調に吸収されてしまいます
ペアのうちどちらかが止めればそれで良いので
外側の人が少しパネルの端の方に立っておくことで、そこで雲を止めずに内側で受け止めて止めることも出来ます
そうやってヒーラー近接DPSペアの場所も内側近接DPSが雲を止めるようにすれば、きちんと二人がかりで殴る事が出来るのです
それさえすればあとは近接DPSはストレスなく、自分の持ち場で自然と殴り続けることが出来ます
だというのに、そのやり方はなかなか浸透しなかったのです
なぜなのか?
おそらくは、一度クリアして自分はこのやり方がいい!と思ったらPT募集に入る時点からそのやり方の募集を選んで消化などを済ませてしまうため
わざわざ練習し直したりする機会すらなかったからではないかと思われます
増して攻略段階では、自分が今練習している層のことに集中したいため
一度クリアした1層のことよりも3層や4層のことばかり考えているものです
零式実装直後は多くの人が攻略をしているため、消化PTもとてもたくさん立っています
なので、よほど外れた形のやり方を好んでいない限りは入るPTは多少より好みしても困ることはありません
その上再生編はその前の共鳴編よりもヒーラーの難易度が格段に上がっており、初期はヒーラー不足でした
そのためヒーラー待ちのPTもたくさんあったため、ヒーラーが好むやり方を採用して募集するところも多かったと思います
初期のPT募集のギミック処理方式の書き方が動画投稿者基準だった
1層のギミックでやり方が別れていたのは主に2点
・暗黒森林の散会が十字であるか8方向であるか
・暗黒天空の散会が近接DPS外であるか内であるか
・暗黒天空の散会が近接DPS外であるか内であるか
あとは活性弾マップ基準かボス基準もありましたが、これに関しては特に問題なかったので割愛します
攻略初期のPT募集のギミック処理方式は動画投稿者の名前を書いて
akito式 しのしょー式
などと記述する人がとても多かったのです
それ自体は良いのですが、その動画投稿者様がどのやり方を採用しているかを把握しておく必要がありました
具体的にどんな感じだったかというと
・akito式
暗黒森林8方向散会+暗黒天空近接外
・しのしょー式
暗黒森林十字散会+暗黒天空近接外に近いが現在主流のどれとも違う配置
暗黒森林8方向散会+暗黒天空近接外
・しのしょー式
暗黒森林十字散会+暗黒天空近接外に近いが現在主流のどれとも違う配置
当時多くの人が採用していた有力な攻略動画を投稿していた2名が、2人とも暗黒天空近接DPS外配置だったのです
そして更に当時もう1つ出てきたやり方にやみぴか式というものがありました
こちらは近接DPS内側の配置だったのです
そう、そこまでは良かったのですが
近接DPSに背面を取りやすくさせるために、暗黒天空のヘアカット(マップの片側に全員で詰めるところ)でわざわざ北側にいる近接DPSに南に行かせて
通り過ぎるのを待ってからか、もしくはうまいこと同時にクロスするように移動してヒーラーが北の方のパネルにいくというものでした
戻る時は逆にヒーラーから先に戻って、通り過ぎるのを待ってから近接が北側に行かなければいけないという具合です
どちらかが配置につくのに移動するのが遅れるとペアの相方が遅れて死んだり、詰まってるところの息継ぎが間に合わなくて落ちるし
下手するとクロスするように移動するとかいう無駄に難しいことをさせられるんです
こんな事故りやすいやり方を野良的には良しとは出来ません、これは当然です
近接内側でも、北側にいる近接DPSをわざわざ南に行かせずそのまま北の方に詰めていくようにすれば
ヒーラーと移動のタイミング被りなどを気にすることなくスムーズに行きます
しかし、動画投稿者やギミック解法発案者の名前を取って募集する形式に習って
近接DPS内側で募集したい時に募集文に天空やみぴか式と記述するPTが多かったことから
暗黒天空近接DPS内=やみぴか式
という構図が出来上がってしまい
結果暗黒近接DPS内は事故りやすいから却下!みたいな風潮が更に強まってしまいました
なんてこったい
これは動画投稿者様やギミック解法発案者様が悪いわけではありません
正直申し上げて、募集の仕方と情報の出回り方が悪いですね
募集文には出来ればしのしょー式、とかではなく
茨8方向or十字 天空近接外or内
と言った具合にギミックの処理方法を具体的に書いてほしかったものです
現在は主にそういう感じになっていますね
攻略中ですでにクリアした層のことについてはこの動画見てクリアしたから同じような人!
といったニュアンスで募集しているだろうから仕方ないのはわかるのですが・・
うーんって感じですね
それでもおおまかには時間が立つにつれて落ち着いていった
茨akito天空やみぴか式とかいう、普通に2つともギミック処理方法で書いた方が文字短くて良くないかっていうような感じもありつつも
さすがに一ヶ月くらいも経つとだいぶ蔓延していたおかしな風潮も収まっていき、どうにか落ち着いていったように思います
暗黒天空近接DPS内の南に無理やり移動するやり方ではなく、順調に横に詰めるやり方もちゃんと広まりました
それでも細かいところで散会位置がマクロをきちんと眺めないと地味に違いがあったりして、今現在に至っても油断が出来ない1層ではあります
結果的に1~4層で1層が最もマクロが長いとかいうあまりない面白現象が起こったのも印象深いです
2~4層は特に流派が別れることなく平和に主流が固まった
3層の堕獄絶技ほぼらら式や、4層の前半タイタンイディル式、ライオンTTakito式、後半TPS式など
先行組の発案したギミック処理方法がありがたいことにとても優秀で、それが初期に広まり
その後特に派閥が生まれるようなこともなく現在でも鉄板の主流のギミック処理方法として、多くのヒカセンが零式を踏破する助けとなりました
その後特に派閥が生まれるようなこともなく現在でも鉄板の主流のギミック処理方法として、多くのヒカセンが零式を踏破する助けとなりました
筆者も大変お世話になり、とても感謝しております
いつもありがとうございます
4層後半とかはもう、仮に初見未予習攻略PTなどで臨んだとしてクリアにどれだけ時間がかかるやら・・
2層だけはアンプリファイアがakito式としのしょー式で大きく違っていましたが
akito式がわかりやすく取っつきやすかったため、そちらを起用するPTが多かったように思います
一応火力的にはしのしょー式の方が近接ジョブが殴れる時間が多くなるため良いのですが、そもそも2層も要求DPSは易しめであり
火力詰めをするようなPTであれば装備がある程度揃ってくるとアンプリファイアが来ないで終わるようになるため、さほど大きく派閥が別れるようなことにはなりませんでした
極々個人的には、オーブ処理の時計反時計があまり好きではありませんでした
(タンク視点だと12時と1時で分けられると、MTとSTがわざわざ南北入れ替わって受けなければならないパターンにしばしば出会ってしまうため)
ですが、場所がわかっていれば多少事故りやすいもののそこまで問題ではないので、流行ったものに適応するといった感じでしたね
タンク北側南側、ヒラDPS西側東側で良かったと思うけどなぁ・・というのはもう過ぎたことなのでここで書くだけに留めておきます
まとめ
再生編でのギミック処理方法の派閥は、1層という通過点だからこそ出来てしまった感があります
要求DPSが高かったりしたらもっと詰めて考えられていたところだろうし
雲を流せばそれでいいということももっと早急に広まっていただろうなと思います
筆者個人はこういった流れを楽しむのも零式攻略の楽しみの1つだと思っています
FF14は今たくさんの新しい人が入ってきているということなので
6.0では一体どんなことが起こるのか、今からとても楽しみです
次回は未定ですが、また思いついたらなんか書くかもしれません
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